東京都知事選挙

2016 東京都知事選挙総括

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前書き

114,171、この数字が何であるのか皆様はお解りでしょうか?

桜井誠が今回の東京都知事選挙で取った投票数が114,171票であり、この数字を恐らく一番記憶しているのは投票に行った東京都民では無く投票権を持たない在日外国人、それも生活保護を現在受給してもらっている1万1千以上の在日外国人である事は間違いの無い事実であると私は考えています。

桜井誠の票に浮遊票は殆ど無いと言っても良く実に東京都民の10万人以上が外国人生活保護の即時停止を望んでこの選挙に行った事は間違いが無く現実に生活保護を受けている外国人から見ればこの数字はとんでもない脅威の数字であり彼が都知事から落選したと言って楽観できる数字では決してありません。

今回の選挙で私が東京都民にお礼を言いたいのはまさにこの数字であり「ありがとうございます」としか言いようがありません。桜井誠東京都知事選挙の出馬は大成功であり東京都民の選択は大正解です。何故そう言えるのか今回はそれを中心に記述してみたいと思います。宜しくお願い致します。

最初で最後の選挙

桜井誠は選挙活動の最終日である7月30日に自分が選挙に出るのはこれが最初で最後だと明言しました。この言葉に寂しさを感じた皆様も多かったのではないでしょうか?   私も実はその一人です。

選挙に立候補した人間はリアルタイムで現在の有権者の動向が入ってきます。つまり小池ゆりこが圧倒的に有利であるという情報の元にこの最後の立候補発言はなされました。自分はもう政治家にはならないと発言したのと同じでありこれを言う事で彼は自分への投票を呼び掛けた訳でも決してありません。この発言こそ東京都知事選挙での彼の敗北発言であるとともに市民運動家桜井誠の勝利宣言でもあった訳です。彼は都知事選挙に出馬する事によって新しい軌跡を残せたと確信したからこそ、この宣言をしたのだと私は思っています。ではそれは具体的に何でしょうか?

一つ勘違いしてはいけないのが彼はその場で自分が今後政治家を志さないと宣言しただけであり行動する保守運動をやめるとも在日特権の追求をする事をやめるとも一言も言っておりません。彼はそれまでの選挙運動の街宣活動中もずっと皆様に呼び掛けていた事があります。それは

「皆さんと私は同じです、だから私は皆さんに媚びるような事はしない」

という発言です。彼が最後の街宣活動で多くの聴衆の前で今後選挙に出ないと公約した現実は東京都民の皆様へのバトンタッチであり、それが出来ると確信した為に出た勝利者宣言です。114,171票もの投票がそれを裏付けています。彼の目的は東京都知事という地位を手に入れる事では無く、これまでの立候補者が決して触れられなかった日本のタブーに正面から切り込んで風穴を開けて日本を立て直す事であり、この発言をした途端にあらゆる報道メディアから締め出しをされて不公平で不利な選挙なる事は覚悟していた筈です。その彼に114,171票もの票が集まったのは大変な事実であり市民運動家桜井誠の活動は成功した事は間違いの無い事実です。彼は後世にバトンをつないだ訳であり東京都民の皆様は彼からバトンを託された訳です。これが桜井誠の思いであると私は確信しています。

グランドフィナーレ

その後彼は秋葉原へと移動して「グランドフィナーレ」というイベントに打って出ました。

この行事がはじめから選挙活動の中に織り込まれていたとは私は思いません。マスコミの不公平な報道と自分の街宣活動に集まってくれる聴衆の数、自分の応援者をねぎらう為と自分の主張を最後まで有権者に伝える義務を感じた彼自身が途中から考えたものである事は間違いなく、日の丸の旗が溢れる大聴衆の前でこのイベントは行われました。

このイベントの中で桜井誠は非常に貴重な発言をしております。

「この7月30日は日本人の魂の独立記念日である」

こんな言葉はまじめに次期東京都知事を目指して立候補した候補者から選挙の最終日の最後の街宣で決して出てこない言葉です。普通に言うのなら

「私が東京都知事になったその日は日本人の魂の独立記念日になります」

と言うのが当たり前であり下馬評で選挙に不利と言われている候補者が投票前にこんな事を言うのは前代未聞であり不思議な発言であると皆様は思いませんか?

彼は次の日の投票で自分が当選する事は絶望的であると確信するとともに自分の街宣活動の成果を確信したのであり、これはその為に出た発言です。彼は東京都知事選挙に落選しましたがこの7月30日が「日本人の魂の独立記念日」になった事実は動きません。114,171票の投票数がこの歴史の1ページを支え続けます。

これからの東京都

さて、彼を支援した114,171人の東京都民の皆さんの今後の動きですが、とりあえずしばらくはゆっくり休んでください。急ぐ必要は何もありません。

青山繁晴氏が放送で「昔の明治維新の時と違って時間が無い」とおっしゃっていましたが私は充分に時間はあると考えています。

国家の一大改革の歴史の中で充分な時間があって動いた人間など一人もおりません。自分の改革には時間が無いと思って動くのは当たり前の事であり、現在でもその歴史の流れに何も変わりはありません。

むしろ確実に時間が無いのは当選した小池ゆりこ新東京都知事であり生活保護を受けて暮らしている一万一千以上の在日外国人のほうです。彼らにとっての桜井誠の支持層の数は脅威以外の何物でもありません。むしろ皆様はじっくりと今後の都政を見つめていきましょう。

そして日本人として「これはおかしい?」と感じる部分があれば各個人の動き方で叩いていけば良いだけであり皆様のやり方によっては桜井誠の7つの約束を小池ゆりこにある程度やらせる事も可能です。10万票以上の有権者の意志というのは恐ろしく重いものでありこれが一つになれば、都知事を動かす事くらいは簡単です。

やり方が解らない人は桜井誠にでも行動する保守運動にでも聞けばきちんと答えてくれる筈です。彼らはこの選挙結果で運動方針を何も変えた訳では無く桜井誠が直接選挙に出ないと言っているだけです。勿論、その運動の中に飛び込んで自分が直接政治に関わりたいと考える人には彼らは協力を惜しまないでしょう。つまり、皆様の選挙活動の街宣で桜井誠を支援者として呼び、応援演説をさせる事も充分に可能です。その時に立候補者となられた皆様には114,171人の支援者が最初からつく事になります。東京都民が今回の選挙で桜井誠に投票した事は決して無駄では無く運動を広げる為の大きな足掛かりを作った事は間違いの無い事実です。あなた方は今回の選挙では負けましたが日本が未来に向かって進む大きな礎を築いた事は数字ではっきりと表れてくるもう一つの真実です。ありがとうございました。

あとがき

人生も社会もそうですがなかなか思うようには動かないものですね。私も今回の選挙でそれを思い知らされました。

しかしそれは敵側も同じ事です。形の上では小池ゆりこの当選という目的を達したかの様に思えますが明らかな不正行為も含めて勝つ為に相手側も必死でありかなりの無茶があった事は明らかです。私はこの事も追及される日が遠からず来ると思っています。

運動の広がりとはこうして地道に一歩ずつ進んでいくものであり、根気がいり非常に地道で地味な作業が要求されますが決して無駄な事だとは私は思いません。

時間をかければかけただけ運動の内容は研磨されて磨き上げられて完成度の高いものになっていきます。昨日の投票で桜井誠と投票所で記入した皆様の理想の社会が現実化する事を心から願ってやみません。やはり東京都民は日本の誇りです。今後の活躍に期待しております。