これからの日本

主権国家、日本になる為に必要な事

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前書き

私はこれまでに、明治維新以降の日本の戦争の歴史を思うままに記述してきましたが、今回のブログはそこから少し外れます。これまでの延長でそのまま歴史ブログを書くのか、今回の様なブログを間に入れるのかしばらく考えていましたが様々な理由から今回はこれまでとは少し違うブログを書かせて頂く事にしました。私が歴史ブログを書いている目的は真実の歴史を皆様に知って頂く事だけが目的ではありません。現在の日本に依然として居座る歴史問題を少しでも解決の方向に導いていければ幸いであり、その為には問題の原点を徹底的に考えないと歴史の知識を得ても役に立つとは言い難いと私は考えています。日本は開国後に戦勝国にもなり敗戦国にもなりました。だからこそ、その最初から歴史を書く必要を私は感じた訳であり、それを通じて皆様に現在の日本の歴史問題の原点を考えて頂く事が目的でこれまでブログを書いてきました。しかし頂くコメントの中には「現在の日本はアメリカの保護地である」とか「特亜のいう事を依然として日本は聞いている」と言ったものもあり読者の皆様が原点を忘れかけていると感じた為に今回のブログを書く決意をしたのが今回のブログを書く最大の理由です。

「何故、戦後70年以上も経っているのに日本はアメリカの意志に従うのか?」

「何故日本は特亜の思うままに振り回されているのか?」

本来はここを考えるべきであり、もっと言えば「何故戦争に負けたのか?」を徹底的に考えてこれからどうすれば良いのかを決意して進まなければ日本は永遠にこのおかしな状況から脱却出来なくなり、我々の先人の地位も名誉も決して取り戻せません。

従って今回のブログにはかなりの極論も書きます。それ以外の方法があるのなら是非とも私に教えてください。私もその方法を実行していきます。

そういう訳で今回は前回までとは少し趣の違うブログになります。ご了承ください。

勘違いしてはいけない事(1)

まずは対外的に勘違いしてはいけない事を記述します。

日本は戦前に三国同盟を結んだドイツやイタリアとは全く違います。これを同列で見ると問題の本質が全く見えなくなります。ドイツやイタリアは日本と同じく第二次世界大戦で敗戦しましたが彼らは戦勝国と同じくアングロサクソンでありヨーロッパの一部です。日本とは何もかも違います。戦後の秩序を決めた連合国アングロサクソンであり、ドイツやイタリアは敗戦国でありながら戦勝国と基本的には同一人種でしかもヨーロッパの一部であるという一点だけでも日本とは全く違います。彼らが日本の様に現在でも戦争責任を周りの国家から追及されない事も、現在はしっかりした主権国家として存在出来る理由も全ての原点はここにあります。白人国家として戦争に負けるのと有色人種として戦争に負けるのとは意味が全く違います。

日本は敗戦後それまでの長い歴史も道徳も否定され、ねつ造の歴史を詰め込まれた国家であるのにそんな事は連合国はドイツにもイタリアにも全く行っていません。こんな扱いを受けたのは日本だけであり戦後直後から連合国の姿勢は日本とは全く違う訳です。連合国国連へと名を変えて日本人は呼ばされていますが英語では初めからUnited Nationsであり何も変わりません。敗戦国の中では日本だけが特別であり、極論を言えば連合国からまともな国家としても人間としても全く扱われていません。

この現実をしっかり受けて止めて決して勘違いしないで頂きたいです。

勘違いしてはいけない事(2)

次に日本国内についてです。

私が都知事候補として応援していた桜井誠氏が新党を立ち上げる事が決定し、私も今後積極的にこの新党を応援していきたいと考えていますが、もしこの新党が将来日本の政権与党になりその政策を実行しても日本の歴史の諸問題が解決すると考えるのは大きな勘違いです。そんな事が出来るなら確実にすでに自民党が実行しています。

第二次安倍内閣が発足した時に特亜だけでは無くアメリカやヨーロッパからも安倍総理が「歴史修正主義者」と呼ばれていた事を皆様には思い出して頂きたいです。現在の世界情勢は決して日本を中心に動いている訳では無く、確実に連合国であった国連の指揮下の元で動いています。日本の外交やロビー活動が特亜に比べて劣っている訳では無く初めから世界は日本より特亜の味方であり、この状況でもし桜井政権が誕生したとしても日本は国際的にその地位を落とし、孤立化する危険性もあります。

私がしつこく原点を考えてほしいと皆様に訴えるのはそこにあり、原点を見つめて原点を改善しない限り決してこの問題は解決しません。連合国国連)が大切にするのは大戦後に出来た秩序の維持であり、これを壊そうとする人間はすべて歴史修正主義者であり国連加盟国の敵です。真実がどうであったのか等はすべて二の次で絶対的に先の大戦で善であったのは連合国であり悪であったのは日本です。何故本来は保守政党である筈の自民党中道左派的な位置にしかいられないのかという理由はすべてこの中にあります。日本という国家を守り国益を維持し、世界の諸国と仲良くしていく事と戦後の連合国が作った秩序を守っていく事は殆ど同じ意味になります。決して世界は平等などでは無く確実に戦勝国の味方であり日本は敗戦国です。有色人種の敗戦国はすべての戦争の罪を背負い、真実とは全く別に理不尽な扱いを受ける事になる事は世界の歴史で証明されています。自民党がおかしいのでは無く、おかしいのは連合国が勝手に作った戦後の秩序のほうであり、自民党をはじめとする日本国はそれに従っているだけです。国連ユネスコもその他の団体も全てが連合国のこの秩序の中で動いており、だからこそ事あるたびに日本は不当な扱いを受けています。

これが世界の現実です。この極めて日本人に厳しい現実をしっかりと認識し、決して勘違いをしない様にして今後の対策を考えていきましょう。

限界にきている連合国の状況

戦後から現在までこの白人国家の勝手な秩序の中で1952年に正式に独立した日本は苦しめられ続けてきた訳ですが、こんなおかしな秩序が出来た原因も突き詰めて考えてみれば一つしか無く、我々の住む日本よりも明らかに連合国のほうが力が上だったからであり、だからこそ日本は戦争に負けた訳です。

考えてください。日本が戦争に勝っていたら中国が日本固有の領土を脅かし、韓国に莫大な賠償金を払いながら世界中に「平和の少女像」なるものを建てられ、北朝鮮からミサイル攻撃を受ける現在の日本があったでしょうか?  全く何も無かった事は明らかで、これこそが連合国が作った「戦後秩序」というおかしな産物です。

これは武力、経済力をはじめとする国家の力によって形成されたものであり、この力が逆転すれば確実にひっくり返す事が可能になります。本当の「戦後レジームからの脱却」とは「敗戦からの脱却」である事は明らかで、「原点を見る」というのはまさにこの事です。

では現在の世界情勢はどうでしょうか?   

イギリスはEUからの脱退を決めました。アメリカは明らかにその勢いは衰えており誰が次の大統領になろうとも内向きになっていくのは確実です。中国に一時期の爆発的な経済成長は全く無く、確実に衰退傾向になっています。ユーロ圏諸国では財政破たんに瀕している国家がいくつもあり、かつての勢いは全くありません。

そんな中で確実に経済成長しているのは親日国である東アジアの各国であり、一時期の不景気から立ち直りつつあるのは我が国日本です。かつてのパワーバランスは確実に崩れつつあります。この状況が現実であり現在は日本にとって大きなチャンスでもあります。

新兵器の活用

ここで私が書いた新兵器とはミサイルや戦闘機や核兵器などとは全く違います。

そんなものはどこまで技術が進歩しても第二次世界大戦の延長線上の武器でしか無く何の新兵器でもありません。私が書いた新兵器とは例えばこのインターネットです。これは確実に戦後、それも最近に登場した全く新しいシステムであり、使い方によっては最強の武器にもなります。インターネットを活用しているのは勿論日本人だけでは無く世界中に広がっています。ニューヨークタイムスや日本のマスコミがいかに出鱈目で連合国秩序に基づいた報道しか出来なくても、すべての真実はネットの中にありそれは世界中で共有可能です。

連合国の作った秩序がおかしい」と感じているのは日本人だけでは勿論無く、この秩序によって連合国側の経済がおかしくなりだしている現在は世界中に多くの人が新しい情報、真実の報道を求めてネットを検索している現実があり、世界中が連合国の洗脳から解放されつつあります。あまり良い言葉だと私は思いませんが「ネトウヨ」という言葉があります。それに対して「ネトサヨ」などという言葉は私は聞いたことがありません。これはインターネットは保守層にとっては充分な武器になるのに社会主義者にとっては反乱の種にしかならず、それ故に独裁体制の社会主義国家ではインターネットが規制されているという現実があります。真実が知りたいのは保守層であり知られたら困るのは確実に左翼です。

現状の脱却に絶対に必要な事

もう皆様にはお解りだと私は思います。「敗戦国」から抜け出すにはどんな形でも良いから勝ってしまう事です。「勝つ」事でしか敗戦国の立場から抜け出す事は出来ません。

極端な話で軍事面で考えましょう。桜井誠氏の言う通りこのままだと確実に尖閣諸島は中国に奪われると私は思います。ただ、彼と私が違うのは私はどんな形であるにせよ、尖閣諸島は中国に奪われても良いと思っています。尖閣諸島を奪った中国は確実に今度は沖縄を狙ってきます。南シナ海への道も開けて南沙諸島にこれまで以上に侵略を開始するのも確実だと思います。

そういう状況になれば日本の憲法改正に反対できる政治家は絶対に激減します。尖閣諸島が実際に中国に奪われたり、北朝鮮のミサイルが日本国内に着弾したりすれば改憲の勢いは猛烈に広がり反対する国民が減るのは確実です。そういう事態になれば極めて短期間に日本は憲法を改正して正式な軍隊を持つ事はかなり高い確率で出来ると私は考えています。

闘うのはそれからでも充分です。正式な軍隊を持った日本は尖閣諸島を奪った中国に宣戦布告して局地戦で戦い尖閣諸島を奪い返せば良いだけの話です。そうなればもう日本は「敗戦国」では無くなります。韓国や北朝鮮は無視でいいと私は考えています。北朝鮮が日本にミサイルを発射するのは確実に中朝軍事同盟の影響です。局地戦でも日本が中国を破れば劇的に状況は改善し、拉致被害者の全員帰還もあると思います。韓国も同じです。日本が武力で尖閣諸島を奪還すれば確実に竹島から出ていきます。日本に宣戦布告の口実を与える事になり、もし戦争になれば確実に日本は韓国には勝ちます。

これは「軍事面」で見た私のシュミレーションですが、別に軍事でなくても一向にかまいません。絶対に「戦後レジームからの完全脱却」に必要な事は勝つ事であり、「勝利」こそが日本のこれまでの汚名を全て吹き飛ばします。

もう一度言います。絶対に現在の日本に必要な事、それは「勝つ事」です。勝つ事で全ての状況が確実に変わります。

これからの外交

アメリカと日本が軍事的な同盟を完全に無くす必要は私は無いと思います。

ただ、日本はもっと広い選択肢を持つべきであり、アメリカの影響を低減して確実に平等な同盟を結ぶ為には日本はロシアに接近すべきだと私は考えています。ロシアと特亜の全く違うところはロシアは反日教育も一切行わず、日本の戦争責任も全く追及していません。この国家はどこの国に対しても握手する為に片手はいつも差し出しています。恐ろしいのはもう片方の手を絶対に見せないところであり、それ故に握手した途端に滅ぼされた国家もあります。

但し、日本にとって北方領土問題を解決して正式に国交を結ぶ事は非常に大きなメリットになります。ロシアはエネルギー大国であり、しかも現在はその売り先を探している状況です。北方領土問題が解決すれば千島列島にパイプラインを敷いて安くて質のいいエネルギーが手に入ります。ロシアが欲しがっているのは日本の技術であり、正式な国交さえ結べれば日本のゼネコンはロシアに入ってより効率のいい技術でエネルギーの採掘を行えます。やり方によっては確実にWIN-WINになれる可能性は非常に高いと私は考えています。中国包囲網という言葉を聞きますがこれにロシアが参加して初めて完全に中国を囲めます。

その他方で日本はもっと東南アジア諸国と手を結ぶべきだと私は思います。TPPについては反対の意見を持つ人も多く見られますが、アメリカが日本を利用するのなら日本もアメリカを利用すべきで、TPPを機会にしてもっと東南アジアとの物流の流れを増やして憲法改正した後には軍事同盟を結んで、アメリカの勢力をアジアから駆逐するべきだと思います。反日国である筈の親中派、親韓派の議員が蔓延り、親日国の派閥の議員が殆どいないのが現在の日本の情けないところであり、先程も述べたように何でもいいからとにかく「勝利」して「日本は敗戦国である」という汚名を払拭し第二次大戦後の連合国の秩序から抜け出す事によってすべてが変わると私は信じています。

あとがき

書いている自分でも思いますが、今回のブログはかなり乱暴で無茶だと思います。

これは私の個人的な見解がかなり含まれており、中国の尖閣諸島の略奪や北朝鮮のミサイルの直撃で被害者が出る危険性もかなりあるのが現実です。しかしこれも完全に私個人の考えですが現在の日本人が完全に目を覚まして現実を見つめる為には多少の犠牲者は覚悟するべきだと思っています。

憲法9条を守ろうとする護憲派が「日本は憲法9条によって一人の戦死者も出していない」と言うのなら、その理屈を完全に通用しなくする為には現実の被害者を出すしか方法は無く、「北朝鮮や中国が日本に攻めては来ない」という理屈をひっくり返すには攻撃させれば確実に論理は破綻します。戦争には生け贄が必要であるという論理をアメリカは確実に持っており、私は日本人の目を覚まして現実を見つめさせる為には多少の生け贄は必要だと考えています。

今回のブログは「日本の歴史」よりも「日本の未来」を私なりに考えて書いたものであり不快な思いをされたかたには深くお詫びします。もっと良い方法があると思われるかたは是非とも教えてください。私はいつでもご意見に耳を傾けるつもりです。

宜しくお願い致します。